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ワード親切機能:自動で番号を付けてくれる「段落番号」機能には気を付けましょう

DTP

あ~怖かった。昨日も学会の仕事をしていたのですが、校了と言うことで、印刷用の最終データを作っていました。
お客様が作ったデータをそのまま使用しているのですが、「よし!最終データ作ったぜ!」と喜んだのもつかのま、何となく見ていたら、「あ~・・・段落番号がズレている!」一気に冷や汗が出ました。
本当に印刷前に間違えを発見すると一気に寒気がしてきて怖すぎます。

原因は校正時の改行スペースの削除だ‼
う~やばい、間違ったまま再校正のPDFデータをお客様に送ってしまいました。
修正があったページのみ校正紙をスキャンしたデータを送ったので、指示のないページにミスがあっても先生は全然気が付いていなかったことでしょう。
校正確認後、先生がボスに「修正部分は直っていました」と言っていたそうです。
これって本当にヤバい状態です。気が付かなかったら一大事です。印刷会社にデータを送る前に気が付いて良かった、良かった、良かった。
「神様気付かせてくれてありがとう‼」
私の場合かなりの確率で、校了後の見直しで気が付く場合があるので、納品してから大事にいたることはあまりありません。しかし稀に、確認しても間違うことはあります。本当に恐縮です。
クレームにならずに済むことにこしたことはありませんが、納品時は毎回間違いがないかヒヤヒヤしています。

印刷前に運よく間違えを見付けられた場合はもう感謝しかありません。とにかく良かった。
見付けてからはさあ大変!そこからが地獄です。すぐにデータを確認したら、ワードデータで作ってあるのですが、段落番号が自動で付けられているパターンでした。
私だったらこのワードの親切機能は絶対に使いません。何か修正が入った場合、勝手に番号が変わってしまうからです。
「勝手に変わるな‼」って感じです。
どうしてもお客様が作ったデータだと、勝手が違うので、パッと見た目はどうやって作っているのかデータを見ないと分かりません。
ちょうど次ページの1行をそのページに収めてほしいとの指示だったので、1番上に改行スペースがなぜか作られていたので、その改行スペースを消して文章をおさめたわけですが、そしたらこのザマです。ショックですよね~まさか改行消しただけで?

参考までに「Ⅰ.あいうえお」を削除した場合の番号の変化をご確認ください。
「Ⅰ.かきくけこ」になりました。
ちなみに最初はⅠ~Ⅵまでありましたが、Ⅰ~Ⅴまでに自動で変更されました。

まあ、ミスが起こる時ってこんなものです。DTPやっている方々はこんな経験ありませんか?
「よく確認しろ!」と言われると言い返す言葉もございません。
でも本当に見付けることができて良かったです。

もし納品後に見付かったなんてことになったら、一大事です。本当に心底良かった。もう良かったとしか言葉になりません。
もう何回も見て、また見ても不安になって、何回見たことやら・・・。
メールで送る時もまた見て、今日の朝もメールで送ったデータをまた見て、もう心配で仕方がありません。辛い。今日の朝ボスに何て言おうかと怖くてよく眠れませんでした。
印刷の仕事って辛いものですよね・・・。

あいにくボスは「ちゃんとデータは直して送ったんだろう?」と印刷前だったこともあり、怒りはしませんでしたが、状況説明はしました。でもボスはワードの機能についてはよく分かってないので、チンプンカンプンのようでした。

本当に間違いは怖いです。今だとなおさら間違いやクレームが怖いです。
会社に勤めていた時はクレームが発生する度に社長の所にクレーム伝票を持って行き、怒られたものです。社内でクレームが発生する度に社長はパワハラ発言をするので、社内中の従業員が社長の発言により畏縮しているような会社でした。ペナルティをかす何て言いだしたこともありました。給料を下げるとか、ボーナスをくれないとか、嫌がらせでしょうね。もうあんな思いをするのはウンザリです。

私は「絶対間違えない!」と何時も心の中で叫んでいます。
間違えることなんてできないのです。
あってはならないのです。
だから、運よく見付けることができた時は「神様、気付かせてくれてありがとうございます!」と何時も感謝します。
私は常々「運が良いだけ!」と思っています。
誰よりも仕事ができる訳でもデザインができる訳でもありません。ただ言えるのは、絶対に間違わないように、じっくりと何回も見ます。間違い探しをします。
DTPは早く正確に素晴らしい製作をすることは当たり前ですが、間違い探しをしてどれだけ見付けることができるかも、製作者の力だと思っています。できることはただその努力のみです。それがまた簡単そうで難しいのです。
私の場合、長年の勘で何となくおかしいとかソワソワするとか、間違える時はやはり作業中に違和感を感じます。それが何も感じない時は恐ろしいものがありますが・・・。
だからこそ日々注意が必要なんです。

会社勤めの時の製作の人達の様子を見ていると、多く間違いを起こす人は決まった人たちです。
何回も同じミスをする。
自分に自信がありすぎるのか?作業が早いことが良いと思っているのか、間違える人と間違えない人の違いは、ほんの些細なことではないでしょうか。やはりゆっくではありますが、慎重に作業・確認をしている人は間違いが少ないように思います。
私も間違いはあります。しかし運が良い!と自負しております。
納品してもクレームにならなかった、お客さんが気が付かなかった、大事にはいたらなかった、などなど色々なことはありますが・・・。

もう印刷へ進めているので、無事を祈るのみです。
今もブログを入力している途中に気になって見たけど、絶対大丈夫のはず!できることはやりました。祈るのみです。

ミスが起きると本当にDTPの仕事って嫌なものだなあと思います。早く辞めたい。自分の好きなことで収入を得たいです。
その夢が叶うように頑張るのみです!
さあ実現に向けて頑張ろう‼